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よくあるご質問

弊社について

Q 着工までどれぐらいかかりますか A 初めましてから着工までですと、設計期間として半年~1年程度いただくことが多いです。 施工チームは固定メンバーであり、とにかく大工さんをかき集めて現場を急いでというスタイルは取っていませんので、順番に施工させていたします。なお、着工からはお引渡しまでは6ヶ月前後です。
 
Q 何棟ぐらいの規模を目指していますか A 3つの要素を達成するために必要な仕事量を確保する方針です。  ・一緒に働きたいと思える人たちに、途切れることなく矛盾のない仕事を作ること  ・引き渡したお施主さんのアフターケアのために事業として存続すること  ・人や新しい事業に対して一定の投資ができるキャッシュを確保すること 2023年現在は年間5棟ほどで推移していますが、今後2年ほどかけて年間10棟程度まで拡大予定です。
 
Q 利益率はどれぐらいですか A 粗利率23%~25%、経常利益率10%を目指しています。 価格の目安
 
Q 完成見学会はしていますか A 2023年現在、お陰様で、お仕事を十分にいただけており、特には行っておりませんが、随時現場は見ていただけます。個別にご案内しますのでご連絡ください。
 
Q 脱炭素化についてどのようなスタンスですか A 住宅が省エネルギーになることは、エネルギー調達を国外に依存する我が国にとって、望ましいことではあると思います。 また、標準的にG3+ZEHを提供する弊社は、脱炭素の文脈に沿った事業を行っていると言えそうですし、実際そういった趣旨の取材を受けたこともあります。 しかしながら弊社としては、大義や正義みたいなものを、全面に振りかざして事業運営することは好んでおりません。心には止めていますが、あくまで目の前のお施主様とともに働く人たちと向き合います。
 
Q ne-st策定についてどのような関与をしていますか A 検討する最初の段階から、県から会議に誘っていただき、継続して関わっています。 一民間事業者ではありますが、公共性の高い場に加えていただき、大変励みにもなりました。
 
Q 自由に住宅政策を実行できるならどのような政策を行いますか A 住宅の延床総量自体を制限して、空き家の解体や中古改修にお金が回るようにしたいと思っています。 相対的に新築が建てにくくなれば、建物の価値も落ちにくくなりますので、巡って地域や施主のためになると考えます。
 
Q 標準仕様はありますか A 新築であれば樹脂トリプルガラス以上、付加断熱、許容応力度計算(耐震等級3)、C値0.3以下保証、Ua値0.3以下で作っています。
 
Q モデルルームはありますか A ありませんが、2022年に建築した事務所及び2023年6月完成予定の代表自宅は、智頭町内にございます。 事務所はパッシブハウス認定、自宅もそれに準ずる性能となっています。高性能住宅の空間を十分に体感いただけると思いますので、お気軽にお越しください。 また、不定期に進行中の現場を公開していることがあります。お問い合わせください。
 
Q 家を建てた後のアフターフォローについて教えてください A 新築は引き渡しから、6ヶ月、1年、2年、5年、7年、10年のタイミングで訪問させていただき、必要な点検、メンテナンスをいたします。 といいながら、気にかかりますので実際はもっと高頻度でお伺いすると思います。 ちょっとでも気になることがあれば、遠慮なくお呼びください。
 
Q 性能はどれぐらいを目指していますか A 当初から付加断熱を標準にしたいと思って独立しましたので、独立以来Ua値0.26以下しか施工していません。コストもありますが、何卒、付加断熱と樹脂トリプルサッシはお願いしたいところです。 鳥取県の場合は、NE-STのT-G3の補助金があり、断熱については、これまで施工した全棟がT-G3です。耐震等級は等級3に届くようにします。これまでの全棟で等級3を取得しており、許容応力度計算を標準としています。 (多雪地域については、やむを得ず品確法で評価と通すことがあります)
 
Q リフォームは相談できますか A 新築が多いですが、ゾーン断熱、スケルトン改修も実績があります。 ご相談は喜んで承りますが、お引き受けは、断熱気密が絡むなど弊社の長所が生きる現場ですと嬉しいです。 社内で耐震補強設計、温熱計算が可能で、大工も手刻み経験者で固めているため、対応力はある方と自認しています。 Re-ne-stや長期優良住宅リフォーム、耐震補強、スケルトン改修など、難易度が高いものも、喜んで承ります。
 
Q 高性能派工務店ということは、高価格な仕事だけしたいのですか A 違います。潤沢な予算がある仕事で、性能と意匠のより高みを目指す、というのはやりがいがあることは認めますが。 しかし、僕と同世代のお施主さんが、住んでいるアパートでカビや暑い寒い、子供の声を周りに気にしながら暮らしている、という住環境を改善するということに、同等以上のモチベーションを持っています。 もちろん技術の対価は頂戴しますが、コストへの意識は強く持っているつもりです。資金計画から始め、新築が難しければ、中古リノベーションであったり、いよいよであれば、別の工務店を推挙することも含めて、できる限りの知恵をひねって真摯に対応したいと思っています。
 
Q 人数が少ないようですが、大きいハウスメーカーや工務店と比べると不安に見えます A ご心配をおかけし、申し訳ありません。大きなハウスメーカーや工務店の家づくりに疑問を感じ、わたしたちは独立して事業することにしたため、致し方ないところではありますが、ご不安はごもっともです。 確かに小さな組織ではありますが、それがゆえメリットも有り、固定でかかる経費が少なく、お金のための仕事をする必要がありません。また工法はすべてオープン工法であり、特別な工法に依存していないため、将来に渡って補修が可能と考えております。ひとつひとつに顔の見える関係で手をかけられることの良さを感じていただければ、弊社を選択肢に入れていただけるのかなと考えております。 日本版の省エネ住宅普及を目指すパッシブハウスジャパンにも所属し、最新の知見や技術の習得にも努めています。岡山県北部、鳥取県東部で地域の木材を使って、高性能な家づくりを志望される方にとって、最良の選択肢となれるようこれからも研鑽を積んで参ります
 
Q 会社の改善点は何だと思いますか A 打ち合わせ期間中の図面修正が後手に回りがちです。着工後の変更を一律に受け付けないという姿勢を、出来るなら取りたくないというのはあるのですが、単純に社内人員のリソース不足です。 CADソフトの変更、人員補強で対応予定です。コミュニケーションの齟齬はないよう、留意いたします。
 
Q 目標としている工務店はありますか A 特に特定の工務店はありませんが、全国の工務店の先輩方にそれぞれ学ばさせていただいております。断熱気密施工は松山のアーキテクト工房Pureさんに、太陽光発電については、秩父の高橋建築さんに手ほどきいただきました。
 
Q プラン提案はしてもらえますか A 概略的なコストをご提示するための間取りはだしますが、プランはヒアリングも含めて、有償の設計契約後とさせていただいております。 図面の作成には構造計算なども伴うことから、それなりの労力がかかること、契約済みのお客様に対してより多くの時間を割きたいとの思いからです。何卒ご理解ください。

予算 資金計画

Q 新築の価格はどれぐらいですか A 内装や設備の仕様によってかなり巾がありますが、30坪~33坪の総二階、税込総予算で3000万前後ぐらいを目安にお考えください。(標準的な給排水接続工事を含む) 近年の原価上昇に耐えられず、徐々に上昇していることは心苦しく思っています。 実際にはローンを組まれることが多いかと思いますので、見た目の価格の高い安いよりも、光熱費も含めた月々の支出を小さくすることが肝心と考えています。 生活やご意向に合わせたプランと資金計画をご提案します。
 
Q 変動金利と固定金利はどちらがいいですか A 固定のほうをオススメすることが多いです。家は生活の根幹であることから、金利に脅かされることは得策ではないという考えからです。 変動金利であれば、工務店としては月々の支払いを小さく見せることができますが、資金計画はフラット35の金利で計算します。 もちろん、借り入れの多く繰り上げ返済をする余剰資金を確保できる方で、経済動向に関心が持てる方であれば、変動が有利ではあります。
 
Q 住宅ローンを借りるならどこがいいと思いますか A 臨機応変な対応が期待でき、対面で接客していただける山陰合同銀行か、国の制度で性能によって金利引き下げもあるフラット35、変動であれば住信SBIネット銀行です。 なお、代表の自宅はフラット35で借りました。
 
Q つみたてNISAの投資先はどこがいいですか A 長期の積立投資という性格上、信託報酬が少ないETFを推奨します。
 
Q NISA口座を開設するのはどこの銀行が良いですか A 信託報酬が低いETFを扱っている、という点で、楽天ポイントをためていれば楽天銀行、そうでなければSBI住信ネット銀行を推奨します。
 
Q 補助金は活用できますか A 鳥取住まいる支援事業、地域住宅グリーン化事業をはじめ、目の色を変えて取りに行きます。
 
Q 予算はどのように決定していますか 以下のいずれかです。  ・弊社にて月々の家計簿と源泉徴収票を拝見し、月々の支払学に問題ないか、ライフプランを作成の上でお施主さんと共有し、無理のない金額を設定する  ・お施主さん側で独立したFPの方に相談いただき、予算額を決定して頂く(必要であれば、ご紹介します)金利、教育費のかけ方、生活スタイルなどで許容されるローンの額は変わるため、なんとなく〇〇万というような予算の組み方ではなく、無理のない工事をしたいと思います。
 
Q 予算をオーバーしがちな項目を教えてください A これまでで多いのは、やはり床面積が大きくなるケースです。あとは、キッチンやユニットバスのグレードが上がるケースが多いでしょうか。性能や仕様については増減はありません。
 
Q 注文住宅の建設において、返済期間と金利の選択基準は何ですか A 信用があり、0.5%を切るような超低利で借りることができ、かつ金利上昇局面でも繰り上げ返済の余力がある場合はネット系の変動金利、対面での接客がして欲しい、または固定金利が良い場合は、山陰合同銀行の二段階固定かフラット35を推奨します。 弊社の実績は山陰合同銀行さんが圧倒的に多いです。 なお代表タガミは住信SBIネット銀行でフラット35にしました(個人的にメインで使っている銀行が住信SBIネット銀行であるため)。

土地

Q 土地を選ぶ際の基準とポイントを教えてください。 A 法的に建築ができる土地であることを前提として  ・ハザードマップの浸水想定範囲に入っていない  ・土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)ではない  ・前面道路が狭くない  ・南側に背の高い建物が立つ可能性がない  ・(水道の引き込みがない土地の場合)引き込みに障害がない あたりを気にします。さらに眺望が良ければ◎
 
Q 土地の地盤強度や地質を調査するために、どのような方法を使用しますか A スウェーデン式サウンディング試験です。 ロッドに100kgの荷重と回転をかけ、地面の強度を測るごく一般的な調査方法ですが、調査会社も改良判定を出さないことをウリにしている会社ではなく、疑わしきは再調査をする地盤に対して真摯な会社を選定しています。 なお、弊社スタッフも地盤調査には必ず付き添います。

構造

Q 耐力面材は何が良いと思いますか A ハイベストウッドを第一選択としています。 MDFで素材が均一なため、合板と違い釘のめり込みが安定しやすい木質であるため廃棄時の処分が容易靭性があり、複数回の揺れに対しても効果が期待できる通常の丸鋸で加工ができ、釘打ち時に割れることがないことが長所と考えています。
 
Q 耐震等級3はどのように取得しますか A 「社内で許容応力度計算」→「外注でピアチェック」→「設計性能評価の認定」という流れで行っています
 
Q 許容応力度計算をする理由はなんですか A 間取りの自由度が上がります。また、断熱は頑張っているので、構造でも頑張りたいという弊社の方針、そもそもどうせ軸組図をかくのであれば、ついでに計算するのもさしたる労力ではないためです。
 
Q 筋交いは使用しますか A 面材のほうが施工性もよいため、外周部、中間仕切りともに採用しません。 そもそも筋交い使うと外周部は断熱材がきれいに入りませんよね。
 
Q 基礎は一体打ちを行うべきですか A 可能です。より強いと思いますが、基礎形状に応じて、二回打ちのときもあります。 その場合は、打ち継ぎ部分に止水板を入れて施工しています。
 
Q ピン工法は採用できますか A 採用可能です。ただし割れなどを考えると無垢材とピンとの相性は良くないと感じており、鳥取県には、積層したLVLを作る工場はありますが、集成材を作る工場がないため、地産地消の観点からは悩ましいところです。 構造材は県外の杉集成材か、オロチLVLを使用予定です。

内外装

Q 外部でよく使う素材はなんですか A 杉板か無機系左官材のどちらかが多いですが、ガルバも使うことがあります。
 
Q おすすめする内装仕上材はなんですか A 広葉樹系の無垢板、エコフリースという不織布クロスか、アースウォールという紙クロスが多いです。
 
Q 内装の仕上げ材料とデザインをどのように選定しますか? A ご意見を伺いつつですが、標準的に採用する内装材をご提示します。

換気・空調

Q 理想的な絶対湿度はどれぐらいですか A みはりん棒wで冬8.4g以上、夏15.6g以下がいいと思います。
 
Q 梅雨時期の除湿(潜熱負荷)についてどのような対処が適当と考えますか A 最高の除湿機はエアコンですが、冷えすぎるため6月頃は運転が止まってしまいます。 再熱除湿エアコンを、という話もありますが、シンプルに部屋干しのスペースにコンプレッサ式除湿機というのがメンテの点からも良いのではないかと思います。 なお一種換気だと必要除湿量が減りますので、コントロールしやすくなります。
 
Q 換気について3種と1種、どちらを推奨していますか A 湿度コントロールがしやすい、冷気感が少ない、花粉症に対して効果が高いことから、1種換気が良いと思います。
 
Q 一種換気ならどこのメーカーのものがよいですか A 使用実績があるのは、ローヤル電機、DOMEO210、PaulFOCUSですが、標準品はローヤル電機のSE200RSです。 国産品かつ比較的安価であること、他社も含めて使用実績が豊富であるためです。
 
Q 澄家と床下エアコンは併用すべきだと思いますか A 澄家は床下に本体を設置し、SAを開放するタイプの熱交換換気システムですが、個人的には熱交換後とは言え外気が冷たいので、床下エアコンとの併用が快適性があがるのではと思っています。 なお、弊社は採用したことがありません。すみません。

設備・窓

Q おすすめのユニットバスはどのメーカーですか A タカラスタンダードのグランスパを推します。裸になる空間にあって、外皮の断熱がよくできていること、タイルフロア、調光照明が比較的安価に選べることが理由です。 さらにコストを優先する場合は、クリナップのユアシスを推奨します。
 
Q 造作風呂(タイル仕上げのお風呂)は対応しますか A 対応しますが、2023年現在で150万~ぐらいの予算を覚悟ください。
 
Q エクセルシャノン社の新しいサッシNS50についてどのように思いますか A 断面模型を見ましたが、以前のⅡxと違い、枠の性能も良さそうで良いサッシだと思います。 またエクセルシャノンさんは長年樹脂サッシを供給されており、補修パーツも長期で保持している実績もあることから、期待できると思ってみています。
 
Q 南面に日射取得を目的にトリプルではなくペアガラスを使うことはありますか A ありません。前提条件や地域によっては、取得熱で光熱費が下がる計算になることががありますが、鳥取や岡山県北は冬場日照を期待できない地域であり、熱損失を抑える方が理にかなっていること、そもそもガラスの表面温度が低くコールドドラフトを感じることからです。 また弊社は主にYKKAPを使いますが、APW430と330では枠の作りが違うため、枠への結露リスクも上昇するとの考え方からです。
 
Q 窓の標準でYKKAPを選定している理由はなんですか A 樹脂サッシの普及開発に前向きであることと、部品保持期間について明言していること、多様なメーカーを採用するとフォローしにくいためです。 YKKAPにかぎらず、各社良い窓を作られていると思いますので、YKKAPでなければならないというわけではありません。
 
Q 大開口スライディングについてはどのように思いますか A 大きな開口を取ろうとすると、選択肢に上がりますが、コストが高いことと駆動部が複雑なため、将来の修理などは懸念が残るかなと思っています。
 
Q どのメーカーのトイレが良いと思いますか A TOTOは陶器の品質が良いと思うのですが、便座の長さが短く着座で小をするときに、前垂れするとのコメントを複数頂いています。なので、便座が深く返しのリブがついたアラウーノを奨することが多いです。 陶器製のタンク付タイプであれば、電装品だけ交換して使える、という話がありそれは正しいと思うのですが、個人的には20年程度すると全交換したくなるようにも思っています。
 
Q ガス乾太くんを導入すべきですか A LPガスであれば2023年現在、ランニングコストが月5000円ぐらいかかることから、もし電気式で満足できるようであれば電気式をおすすめしています。 たしかに、ガスは早く仕上りますが、電気式であれば太陽光の発電時に使うこともできます。ガスコンロは譲れない、という場合は既にガスを利用していることから、導入はありかもしれません。 なお、代表タガミは自宅でヒートポンプ式洗濯乾燥機を使っています。放り込めば選択から乾燥まで行くので楽だと思います。
 
Q アルミ樹脂サッシについてどのように思いますか A 意匠性に優れた点はあると思いますが、現状国内で流通している製品で、鳥取の気候に於いて冬の目標室内温湿度23度45%の環境で枠の結露が発生しないといい切れるものがないため、採用しません。
 
Q ドレーキップ窓についてはどのように思いますか A 弊社がよく使うYKKAPさんの商品では、ゴムパッキンの欠損部分が構造的にあることと、網戸が使いにくいこと、枠があまりに太いこと、コストが高くなることから推奨していません。通常のすべり出し窓で良いかと思います。 なお、木製窓(smartwin佐藤の窓など)の場合は別です。
 
Q 引違いは気密が落ちますか A 一般的にレール部分と召合せ部分から落ちると言われています。弊社が使用し、かつ気密測定で使ったことがあるのはAPW430だけですが、かすかに感じるものの著しい漏気は感じませんでした。 気密だけを理由に諦める必要はないと思います。

断熱・気密

Q 吹付けウレタンを使わない理由はなんですか A 原理主義的に否定する考えはありませんが、代表タガミが匂いが苦手なのと、他に代替できる製品もあることから、いまのところ新築では使わないようにしています。改修などでは効果を発揮するケースがあるかもしれません。 良くある否定意見に、木材と分離できないというものがありますが、実際は混合廃棄物として可燃処理ができると聞いております。
 
Q 袋入りグラスウールの施工は難しいのですか A 施工できないわけではありませんが、どうしてもビニールに包まれている分、角が丸くなって壁隅々まで施工できません。正面は綺麗でも浦から見ると、角が丸まっています。 それならば、少し密度の高い断熱材を使い、別張りシートで納めるほうが気密も取れますし、綺麗に入ると思います。
 
Q 気密測定は行っていますか A 測定器を自社保有しておりますので、やらない理由がありません。中間時の施工精度確認とne-st認定のため、全棟で行います。
 
Q 平均C値はどれぐらいですか A 直近10棟平均で0.1cm2/m2です。
 
Q C値はどれぐらい追求するべきだと思いますか A HEAT20としては、0.7cm/m2という目安が示されていますが、一応施工精度がウリといえばウリなので、弊社の意地としては0.2cm/m2は切ろうと思っています。 かなり気をつけて施工しても圧力をかければミスは見つかりますし、ミスを潰せば0.2cm/m2ぐらいにはなるなと体感的に思っています。
 
Q レンジフードは同時給排気にするべきですか A 給気側はファンでなく、ただのフラップであるため、完全に負圧が解消するわけではありません。レンジフードの選択肢も限られることから、差圧給気口をつけ通常品とすることが多いです。 なお、循環式が実はいいのではないかと最近思い始めています。
 
Q どの段階で中間気密測定を行うべきですか? A 施工ミスや不良を見つけるのが主となると思われますので、気密シートが張り終わり、かつ基礎断熱であれば床の合板を固定しておらず、床下を確認できる状態で行うべきだと考えます。 凄い丁寧にやったつもりでも、2,3箇所はミスが見つけられると思いますよ。
 
Q 断熱材は何が良いですか A きっちりと施工できさえすればなんでも大丈夫です。弊社はグラスウール、ネオマフォーム、ウッドファイバー/セルロースファイバーを好んで使います。

耐久

Q 夏型結露とはなんですか A 冬とは逆で、夏場の温度湿度が極めて高い時、冷房で冷やされた室内側に外気が触れることにより、壁内等で結露を起こすことです。逆転結露とも呼ばれます。
 
Q 夏型結露を防ぐ方法はありますか A 実態に即した室温と外気温で結露計算をし、構成を検討するのが良いと思います。なお、充填断熱が繊維系であれば室内側のシートを可変調湿シートにすることで、より安全側になります。 鳥取県であれば、ne-st認定時に結露計算が義務付けられていますので、全社できるはずです。
 
Q シロアリ対策について、ホウ酸の効果は半永久的なら、ホウ酸一択ではないですか A ホウ酸はシロアリを忌避する効果はありません。食したアリが成分を分解できず死ぬだけです。 あくまでシロアリがギブアップしてくれることを期待する薬剤ですので、外周部等で他の薬剤と併用と言うのはありだと思います。

太陽光

Q 再生可能エネルギーの活用や太陽光パネルなどの導入を検討していますか?
A 基本的に太陽光パネルは標準搭載し、ZEHになるようにしています。補助金もでますし、住宅の屋根が余っているのであれば、発電が消費地でできるようになるのですから、遠方から送電ロスをしながら電気を持ってくることを考えると、載せない手はないです。 材料を仕入れ自社施工をすることで、コストの低減に努めています。

その他

Q 頼みたい設計士がいるので、施工だけ受けてもらうことは可能ですか A 承ります。1度お会いさせてください。 (あまりに弊社の方針と異なる場合は、申し訳ありませんがお断りすることがありますが、たぶん大丈夫です)
 
Q 知り合いの専門業者に工事に参加して欲しいのですが A 承ります。業種によっては(主に電気、設備、基礎)、性能に関わる部分について施工上の注意点をご理解頂く必要がありますので、できるだけ早くコミュニケーションをとりたく、プランニング段階で教えていただけると助かります。
 
Q 何年間保証してもらえますか A これはシンプルに10年間の瑕疵担保補償+機械についてはメーカー保証です。様々な条件をつけて超長期保証を謳うことはできますが、わかりにくい補償制度を作って建物金額に上乗せするぐらいであれば、基本的には壊れにくくつくる、というのが最善手と考えております。 メンテナンス工事というのは、極力せずに済むに越したことはありません。
 
Q 実物件の温度データがありますか A 複数の家庭でご了解いただき、スイッチボットデータを頂いています。 一度blog記事などでまとめようとは思っています。
 
Q 近隣への工事期間中の配慮と挨拶の方法を教えてください。 A 着工前に、簡単なご挨拶の品と共に、ご挨拶に伺います。ご挨拶の範囲は、お施主様と相談して決めさせていただきます。 なお、特別な道路封鎖などある場合は、都度ご挨拶させていただきます。
 
Q オンライン会議や進捗管理ツールを活用することは可能ですか? A IT系のツールは大好きです。 設計中からお引渡しまでは、お話しするトピックも多いことから、進捗報告も含めてdiscordというアプリを使います。お引渡し後はLINEでご連絡することが多いです。
 
Q スマートホームアプリやリモートコントロールの活用を提案できますか? A 引き渡し時にswitchbot の温湿度計とhubminiをプレゼントしています。 設定した温度になるとエアコンをつけたり、そのほかのデバイスも追加できますので、遊んでみてください。