弊社が目指しているのは、維持費も含めてコストパフォーマンスがよく、かつ耐久性が高く快適な家づくりを、手の届く価格で提供することです。

従って、耐震等級3、付加断熱+トリプルガラス、Ua値0.3以下、全棟気密測定でC値0.3以下を保証し、年間暖房需要が30kwh/㎡にすることが私たちの標準仕様です。

逆に内外の仕上材や、トイレやキッチンと言った設備機器は、特定のメーカー、仕上素材を決めておりませんので、予算とご意向に応じて柔軟に対応します。ご意向によっては、建築家との協同も行います。

30坪~33坪で土地代を除き、 二階建てのシンプルな形状の場合であれば税込2600万~2900万程度が建物にかかる総支出(建築+付帯+設計)を目安にお考えいただければ思います。建築費は必ずしもローコストではありませんが、住み続けたときに、真のローコストになると確信しています。

弊社の標準仕様

項目内容
Ua値0.3以下
C値全棟気密測定0.3以下保証
耐震等級耐震等級3(品確法または許容応力度)
断熱材(壁・天井)ウッドファイバー55K、ロックウール60K、または高性能グラスウール16K(天井300mm以上、壁200mm以上(充填+付加))
断熱材(基礎)防蟻EPS基礎外断熱100mm、またはXPS基礎内断熱100mm
気密調湿気密シート ウートップDB2、または
可変調湿気密シート ウートップサーモヴァリオSD
玄関ドアガデリウス木製ドア、または
YKKイノベストD50 またはD70
サッシ樹脂または木製トリプルガラス以上(APW430、SmartWin他)
換気 ダクト式1種換気(ローヤル電機SE200RS、DOMEO210他)
または
ダクトレス1種換気(ヴェントサンSP)、3種換気
外壁無機系左官材、天然木材、ガルバリウム鋼板etc
屋根 ガルバリウム鋼板、瓦etc
内壁材漆喰、珪藻土、紙クロス塗装仕上げetc
床材 無垢材(杉、ひのき、オーク、栗) etc
天井材無垢材、漆喰etc

仕上材などについての考え方は、下記のブログ記事を御覧ください

高性能住宅は「オタク」なのか?

Ua値やC値を追求したり、トリプルガラスを標準仕様とすると、オタクすぎると言われるとがあります。施主はそこまで求めていない、オーバースペックであると。

しかしながら、後々壁を塗り直したり床を張り直すことはできても、性能向上をすることはちょっと大変です。また施工上も特別なことしているわけではなく、いずれ元が取れるレベルで断熱材を少し厚めに入れているだけです。 相応に勉強はしているつもりですが、 オタクといわれる域にはたどり着いていません。精進したいと思います。

意匠や内装材の仕様、設備のグレードにお金をかけることは、それ自体では支出を減らすことはありません。しかし、性能の向上は、光熱費を減少させることができます。また、結露リスクを減少させることから、躯体の耐久性を高めることに繋がっています。

Ua値0.3なんて、世界を見れば特に珍しくありません。欧州のみならず、日本より性能の規制が厳しい中国や韓国でも当たり前に建っています。

高性能化のコストは高い?

冬期の枠の結露リスクから考えると、弊社の営業エリアである山陰では樹脂枠一択です。また、ガラス表面からの放射を考えるとトリプルガラスを強く推奨しています。

平均的な総二階の一戸建てで、樹脂ペアを樹脂トリプルにすることのコストは+40万程度です。これで、Ua値の向上や、コールドドラフトを押さえることができ、居住性も改善します。また、付加断熱にようする施工費も、僕の経験では+10人工~12人工程度です。これに材料費がのりますが、それでも概ね+50万~70万程度です。

よって、トリプル+付加断熱によるコスト上昇は、多くても100万程度であり、35年ローン月々に直すと3000円強ということになります。ここから、光熱費の削減分と、室温が安定することによる快適性をあわせれば、お施主さんが住んだ後に「正解だった」と言って頂けると確信しています。

どのような建物が後世に残るべきか

地球温暖化、プラネタリーバウンダリーという言葉を当たり前に聞くようなった今、30年後、50年度に残るべき建物の在り方を問いたいと思っています。

エネルギーを極力使わない家であれば、地域の外に出て行く金を押しとどめることができます。

長い目で見たとき同じコストを払うのであれば、エネルギーを浪費せず、地域にお金が回り、地球温暖化の抑制に貢献する家が、一棟でも多く後世に残るべきだと私たちは考えています。