弊社が目指しているのは、維持費も含めてコストパフォーマンスがよく、かつ耐久性が高く快適な家づくりを、妥当な価格で提供することです。
性能に関してはこだわりがありますが、逆に内外の仕上材や、トイレやキッチンと言った設備機器は、特定のメーカー、仕上素材を決めておりませんので、予算とご意向に応じて柔軟に対応します(標準的な推奨品はあります)。ご意向によっては、建築家との協同も行います。
30坪~35坪で、 二階建てのシンプルな形状の場合であれば、税込3000万~3500万程度が建物にかかる総支出(建築+付帯+設計+外構+太陽光(ZEH)-地域住宅グリーン化事業等の補助金)を目指していますが、仕様や形状によってかなり幅があります。
ローンを払い終える35年後に、正解と思っていただける家造りをこれからも心がけていきます。
Ua値 | 0.26W/m2K以下 |
C値 | 全棟気密測定0.2cm2/m2以下保証 |
耐震等級 | 耐震等級3(許容応力度※多雪地域においては品確法で設計性能評価を通す場合があります) |
断熱材(壁・天井) | 壁充填:高性能グラスウール24K 100mm 壁付加:ネオマフォーム60mm 天井:ネオマフォーム60mm+セルロースファイバー 240mm~300mm |
断熱材(床・基礎) | 基礎外(防蟻EPS100mm、底盤下XPS3種b75mm) または床(大引間XPS3種b90mm、根太間XPS3種b45mm) |
壁内防露 | 可変調湿気密シート ウートップサーモヴァリオSD |
玄関ドア | YKKイノベストD50、D70、キムラ サスティナ |
サッシ | 樹脂または木製トリプルガラス以上(APW430、UNILUX、smartwin 佐藤の窓) |
換気 | ダクト式1種換気(ローヤル電機SE200RS、DOMEO210他) ※3種も可能ですが、湿度コントロール力を考えると、1種が弊社らしいと考えております |
外壁 | 無機系左官材、天然木材etc |
屋根 | ガルバリウム鋼板、瓦etc |
内壁材 | 漆喰、板張り、紙クロス、etc |
床材 | 無垢材(杉、ひのき、オーク、栗) etc (水回りは塩ビタイル) |
天井材 | 無垢材、漆喰etc |
使用素材についての考え方は下記をご覧ください
頂戴する利益と内訳については以下をご覧ください

高性能住宅は「オタク」なのか?
Ua値やC値を追求したり、トリプルガラスを標準仕様とすると、オタクすぎると言われるとがあります。しかしながら、後々壁を塗り直したり床を張り直すことはできても、性能向上をすることはちょっと大変です。また施工上も特別なことしているわけではなく、いずれ元が取れるレベルで断熱材を少し厚めに入れているだけです。
弊社は相応に勉強はしているつもりですが、 オタクといわれる域にはたどり着いていません。
意匠や内装材の仕様、設備のグレードにお金をかけることは、それ自体では支出を減らすことはありません。しかし、性能の向上は、光熱費を減少させることができます。また、結露リスクを減少させることから、躯体の耐久性を高めることに繋がっています。 Ua値0.23なんて、世界を見れば特に珍しくありません。欧州のみならず、日本より性能の規制が厳しい中国や韓国でも当たり前に建っています。
どのような建物が後世に残るべきか
長い目で見たとき同じコストを払うのであれば、エネルギーを浪費せず、地域にお金が回り、長期間に渡って、一棟でも多く後世に残るべきだと私たちは考えています。
気候変動も当然意識はしているのですが、それを正義として掲げて打ち出すよりも、手をかけて人にお金を回して、きちんと後世に残すべき建物をつくる、というのが私達の目指すところです。