変動金利と固定金利はどちらがいいか

 
🐐
御本人のリスク許容度によりますが、万が一の上昇時、手元の貯金や、親族からかき集めてでも返済できる自信があり、お金について考えることが好きなら変動金利。 金利とかを気にしながら暮らすのがストレスなら固定金利を推奨します。迷われるなら、住居はインフラなのでリスクに晒す必要もなく、依然として1%台なので全期間固定でよいのではないでしょうか。
レオス・キャピタルワークスという会社の社長の藤野さんがyoutubeで良いことを言っていました。『手に汗かいたらその人にとって多すぎなんです』というセリフが、住宅ローンにとっても至言だと思います。
↑※17分32秒から再生します
当然ですが変動金利のほうが乗りこなせれば得です。例えば4000万借りれば月1万円ぐらいは変動と固定で差が開くはずですし、それを35年420回となれば、数百万になります。 変動でローンを組んで、固定の金利差分をNISAやiDecoに置くべきだというのは、間違いなくその通りで、勉強してその考えに至ったのなら、それが良いと思います。
しかしながら、個人の投資の価値観は簡単には変わらないはずです。
2024年も日銀がゼロ金利政策を解除するというので、変動が上がると大げさなニュースに騒がれましたが、こういうのをいちいち気にして気を揉んだりするぐらいなら、もう忘れてしまったほうが幸せです。 月1万円は安くはないですが、気持ちに影響するぐらいならパフォーマンス高く仕事をしてその分稼ぐ、というのも健康な生き方だと思います。逆に堅実な方のほうがキッチリ手元に資金を持たれているケースが多いので、僭越ながら僕としても安心感があります。 短期プライムレート、長期金利、1.25倍ルールといった住宅ローンの金利に影響を与える要素を理解して、また保証料、つなぎ融資金利、取り組み手数料などの総額で検討して、、、ということはもちろん大切なのですが、個人的には「ストレスを感じるか」が判断軸として正しいのでは、と思う次第です。