鳥取/岡山でセルフビルドを考えている人にオススメする本

もともと僕はセルフビルド志望でしたので、セルフビルドに関係している本はつい手が伸びて買っていました。本棚より、セルフビルド関係の本を紹介してみます。もちろん鳥取、岡山以外でも参考になると思います。

自分で我が家を作る本。



木造軸組工法で柱や梁の加工まで手で行っている、かなり気合いの入った本です。一冊で手加工も含めて、知りたいと思うならこれがいいです。すでに発行から10年が経過しており、少し内容が古い部分もありますが、実践的な内容だと思います。構造の手加工ができると、ちょっと小屋を作ったりという幅が広がるので、田舎でサバイバルしたい人にもお勧め。

350万円でじぶんの家をつくる

設計を生業にしているだけあって、デザインが秀逸です。あと、すごくセルフビルドについて、合理的に考えられていると思います。構造はプレカットですが、それ以外の部分は殆ど自分で行い、且つ各工程ごとに細かくやり方が書いてあります。実際に家を建てることを目的としているなら、設計士に設計してもらい、構造はプレカットになると思うので、この本が最も便利なのではないでしょうか。

セルフビルド-家を作る自由


どちらかというと写真集といえるぐらい豊富なカットが載っています。作業の仕方ではなく、セルフビルドした家自体についての内容ですね。よくやったな、と思えるようなものもあります。表紙の草屋根の家はセルフビルドならでは、というところ。

100万円の家づくり―自分でつくる木の棲み家

田舎でサバイバル路線です。実際は100万円では建たないので(建物としては建ちますが、基礎とか設備とかでかかるので)、ちょっと誇張なのですが、僕は元々好きな感じでした。どちらかというと重きは、構造の作り方に寄っています。断熱とか性能についてはあまり意識していないので、このままたてると寒いと思う。

笑って! 古民家再生 失敗したけど、どうにかなった! ?

セルフビルドも新築はあるんですが、増改築の例が書いてある本ってあんまりないので、役に立ちます。内容は超実践的で「田舎で古い空き家借りたけどどうしよう」みたいな人には参考になる情報が多いかも知れません。文中でも色々失敗していますが、そういったがかかれていることも含めて価値があるかと。

セルフビルドの世界

セルフビルド30邸に足を運んだエッセイといったところです。著者自身が建築家であることから、大量消費のサイクルにセルフビルド魂をぶつけてやるぞという気概が感じられます。

”セルフビルドの考え方は現代の生産技術、流通市場そのものが作り出している巨大すぎる闇、ブラックボックスそのものから産み出される、それを開きたい、解明したいという意欲の必然の太い幹です”

というフレーズが好きで、たまに読み返して励まされます。

自給自邸―セルフビルド魂万歳

タイトルの自給自邸という言葉はとても好きです。紹介されているのは、ちょっとアーティスティックな家が多いかな。これを見た後に普通に家建てるだけなら余裕な気がしてくる。

おわりに

特に黎明期の人たちは、自分の世界観を建築で表現してやるぜ!というかなりの情熱というかクレイジーさがあるように思います。

僕がセルフビルドをしたかった理由は少し違い、家の形とかにはこだわりはなくて、自己表現と言うよりも生産活動ができる人間でいたい、と言う願望が方が強いかも知れません。

僕は自分でものが作れたり、どうするか考えたりできる人が多い社会がいいと思っているので、事業としてセルフビルドの支援をしています。1部屋自分で仕上げてみたいから、可能な限り全部やってみたいまでご相談に乗ります。もちろん注文住宅もやっていますので、セルフビルドでもきちんと省エネな家づくりができますよ。

この記事を書いた人

田上知明

AFP・2級FP技能士 / 2級建築施工管理技士 / 省エネ建築診断士
東京で3年間の会社員勤務の後、自分の家を自力で建てることを志して、建築業界へ。自分の家を建てるはずが、お客さんの家ばかりを建て続けて、結局そのまま大工をするようにになってしまい、結婚を機に鳥取の智頭町へ移住。
美しい田舎で建てたり狩ったりしながら、ぼちぼち暮らしたいと思っていたが、意外と忙しいのと、自分の家がまだ建てられていないことが目下の悩み。