丸ノコを買おうと思ったあなたにお勧めする、スライド丸ノコ

丸ノコで上手く切るの大変ですよね

ノコギリだと時間かかるし、いよいよ丸ノコをと思っている人も多いと思います。一方で、買ったはいいけど、上手く切れなくてあんまりつかわなかったりとか、材料に刃が挟まって自分の方に機械が飛んできて、怖い思いをしたという声も耳にします。

丸ノコは慣れれば色んな作業ができるのでとても便利な道具なのですが、定規無しではなかなか綺麗に切れませんし、何より回転する刃物がどこにでも動くわけですから、怪我のリスクが高いです。かなり脚色もあると思いますが、親方についていた頃には、大工さんの5人に1人が指を落しているという話も耳にしました。

現場仕事をしていると、先輩や親方に教えて貰えるのですが、ホームセンターで買って帰ってきたら、きちんと使い方を習う機会もないと思います。怪我をしたり、 苦手意識が生まれて、DIY自体をしなくなってしまえば、本末転倒ですよね。

DIYならスライド丸ノコが良いと思う

僕はDIYにはスライド丸ノコをおすすめします。ホームセンターにも置いてあるので、知ってる人も多いと思いますが、簡単にいえば、丸ノコが固定されていて、スライドポールに沿って動く機械です。

スライド丸ノコなら安全に直角で切れる

スライド丸ノコは、回転する刃が機械に固定されて動く範囲が決まっているので、刃が思わぬ方向に動くことがありません。材料も押し当てて固定できるので、丸ノコの時よりも安定して綺麗に切ることができます。器用な子であれば、小学生でも問題なく扱いこなせます。

またテーブルと刃が傾斜するので、たとえば45°同士で切って付き合わせる、ということも丸ノコより遙かに簡単にできます。

実際にどんな機種があるの

2万円前後~ DIYブランドの廉価品、使用頻度は高くないなら

2万前後までの安いやつは、 角度を付けて切る時にずれるという声も耳にしますが、DIYで直角に切る分には丸ノコよりは遙かに安定しています。EARTH MANや新興製作所が出していますね。仕事で使う分にはちょっとパワーが足りないのですが、DIYなら十分通用すると思いますよ。

高儀 EARTH MAN スライド丸鋸 190mm SM-190A

新興製作所 卓上スライド丸ノコ SSC-190A

4万円前後~ makitaかHIKOKIのDIYクラス

MakitaやHIKOKI(旧日立工機)のロゴをホームテンターでも見かけると思いますが、工具メーカーはプロ用の工具と、DIY用の工具の二つのラインがあります。これらメーカー品であれば、DIYラインでもしっかりした作りになっていますので、個人的にはこのクラスであれば間違いがないでしょう。

HiKOKI(旧日立工機) 卓上スライド丸のこ FC7FSB

マキタ スライドマルノコ AC100V のこ刃径190mm M244

6.5万円~ 本職用のHIKOKI

僕の知りうる限り、現場の人たちは殆どこのスライドかそれより1つ前の型を使っています。この機種はホームセンターには殆ど売っていません。僕はC7RSHCを持っています。C6RSHCは165mmの刃、C7RSHCは190mmの刃がつきます。

【2018.11.16追記】:新型がでました。

HiKOKI(旧日立工機) 卓上スライド丸のこ C6RSHC

HiKOKI(旧日立工機) 卓上スライド丸のこ 刃径190mm レーザーマーカ機能 チップソー付 C7RSHC

【2018.11.16追記】:新型のC7RSHDがでました。モーターの改良、ギヤをベルト式に変更するなど、静粛性がアップしているようです。カタログを見る限りは、大きな変更点はない模様ですが、詳しい話が入手でき次第更新します。

HiKOKI (ハイコーキ) 卓上スライド丸のこ C7RSHD


この機種にするメリットは、

  • スライドポールの機構上、切断時に後ろへ本体が飛び出さないので、壁際で使える
  • 左だけではなく、右にも45度傾斜する
  • スライドポールの精度が良く安定している

ことが上げられます。もしセルフビルドを志すぐらい作業するのであれば、C6RSHC/C7RSHC/C7RSCだけは、スライドポールが手前に向かって伸びているので、壁際一杯スライドを寄せて使えるのは大きなメリットです(下の動画参照)。また、45度切りで付け合わせる際に、右傾斜もできれば材料を返す必要が無いことも有利です。ちょっと高いですが、生涯の趣味とするなら損ではないでしょう。

終わりに

道具を集めるのは楽しいですよね。高い道具は使い心地もいいですが、安いのを買えば、浮いたお金で別の道具も買えますし、悩みどころ。しかしまあ、「どれだけ使う道具か」で選ぶと損はないかなと思います。道具の中ではスライド丸ノコは結構使用頻度高めでしょうね。僕もあまり使わないどうぐであれば、DIYレベルものも持っていますし、ヤフオクで仕入れた中古道具も大活躍しています。

まあ最悪メルカリやヤフオクで売ってしまえばと腹をくくれば、買えますよ!

※DIY工具の使い方に不安がある、ちょっと教えて欲しいみたいなニーズがあれば、連絡を貰えればお役に立てるかも知れません。お伺いする場合は経費を申し受けますが、ちょっとメールで聞きたい、遠方なのでskypeで15分ぐらい軽く聞きたいなどがあれば、お問い合わせからどうぞ。

追記:よくある質問

いくつか質問を頂いたので、のせておくことにします。

刃がブレるように感じます

丸ノコ用の刃がついていませんか?スライド丸ノコの刃と通常の丸ノコの刃は厚みが違います!スライド丸ノコの方が厚いです。丸ノコの刃をスライド丸ノコにつけると、ブレて綺麗に切れません。

刃が切れなくなってきました

しばらくつかって刃が切れなくなってきたな、と思ったらホームセンターや道具屋さんに持ち込むと目立てをしてくれます。800円~1200円ぐらいでしょうか。少なくとも3回ぐらいは蘇ります。2000円ぐらいの安い刃を使い捨ているより、4~5000円の高い刃を目立てする方が得するイメージです。

レーザーは必要ですか

自分は付ける派です。もちろん精密に切ろうと思えば、レーザーに頼らず刃を切る線に当てて測るのですが、ある程度の精度で切るときはレーザーがあると材料の合わせが早いです。

この記事を書いた人

田上知明

AFP・2級FP技能士 / 2級建築施工管理技士 / 省エネ建築診断士
東京で3年間の会社員勤務の後、自分の家を自力で建てることを志して、建築業界へ。自分の家を建てるはずが、お客さんの家ばかりを建て続けて、結局そのまま大工をするようにになってしまい、結婚を機に鳥取の智頭町へ移住。
美しい田舎で建てたり狩ったりしながら、ぼちぼち暮らしたいと思っていたが、意外と忙しいのと、自分の家がまだ建てられていないことが目下の悩み。