ロシア連邦によるウクライナ共和国侵攻、またCOVID-19の影響に伴ったインフレや世界的な需要逼迫を受けて、住宅建築にかかわる資材が高騰しています。影響の範囲は、金属、樹脂製品、木材(合板)、セメント等ほぼすべての分野に及んでいます。
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正直この状況で、商社と石油元売りが過去最高益というのは何なんだ、、、
という心の中のボヤキはともかく、以下のような対策を行っていきます。
不要な価格吊り上げは行いません
特に合板などが逆ザヤになる傾向にあり、事前の見積もりは安全率をかけた保守的な金額でお出しするようにし、後からの上昇を防ぐように致します。万が一、想定を上回って増加する際には、原価開示の上で提供とさせていただきます。
補助金の確実な確保に努めます
弊社は一昨年度、昨年度と全棟で地域住宅グリーン化事業の補助金を受けることができています。今年度についても100%となる見込みです。加えて県産材補助等についても最大化できるよう、努めてまいります。
軸組の固定化を勧めています
まず性能の高い、直しやすい箱を作ることが最重要と考えておりますので、軸組を固定したプランを作成します。これによって、設計の工数、複雑な納まりが減少するため、価格を150万程度抑えることができると考えております。
リノベーションも推奨します
弊社はこれまで積極的に、改修の仕事を引き受けてきませんでした。十分な性能にしようとすれば、新築同様のコストがかかってしまうケースが多く、施工的にも納得できない事が多かったからです。しかし資材価格は3年前と比べ25%程度、金額にして600万もあがっている昨今の状況であれば、リノベーションも有効な選択肢と思います。ぜひ両方の選択肢を、検討段階からお手伝いさせてください。