蓄電池に合理性はあるか

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卒FIT後でなければ、まず合理性はないと思われます。訪問営業にご注意ください。 ※趣味的には面白いと思いますが、メリットがあればそもそも太陽光同様に新築時にプッシュしています!
 

FIT制度下では合理性がない

弊社の家は確かに蓄電池の設置を見越して配管経路を作っていますが、FIT制度があるうちは合理性がありません。合理性あれば僕が住宅ローンにいれるよう強く進言していますし、FIT制度がなければ計算の上提案している可能性もあります。 太陽光は電気自体を生みますが、蓄電池には余剰電力を夜間にずらす効果しかありません。つまり、得られる利益は、夜間電力購入価格-FITの売電価格の差額、かつ蓄電池の容量分でしかありません。
つまり、FITの売電価格がkwhあたり16円で夜間電力の購入価格が36円とすれば、20円。7kwの蓄電池であれば、単純に計算すると最大で一日140円の効果です。 (午前中晴れたあと曇って、その後また晴れる、みたいなケースだともう少し使えるかもしれませんが)差が30円40円と開いてきて初めて真価を発揮しますが、FITが売電価格を下支えしているうちはそれを利用したほうがいいと思います。

遊びと割り切れないなら、投資の意識を持つべき

たしかに注文住宅自体が趣味性が強く、投資としての話をすると矛盾するようですが、遊び、趣味として割り切って使わないのなら、すべての資金を支出する意思決定は、投資の意識を持つべきです。
手持ちの余裕資金で払うならいざ知らず、もし借り入れを起こすのであればなおのこと、ローンで蓄電池というのは悪手です。絶対に元が取れるのであれば、太陽光と同じレベルで普及しないわけがありません。
太陽光の200万9.8kw全負荷型、工事費込、税込で180万とします。先程の試算では、9.8kwh✕20円✕30日となり最大5,880円ですが、電気代の上昇等ども含め、さらに好意的に評価をして月7,000円得られるとしても、20年で168万円。200万投資したとして、リターンは5%以下です。 リフォームローン2%での借り入れであれば、20年金利総額で50万近く払いますから、実際は3%台まで下がります。かつそのリフォームローンは変動金利であることが多いでしょうから、市況によっては返済額が上昇する可能性があります。 また、蓄電池は家電同様に劣化、破損するため、

災害目的?

災害目的というのは、耳障りの良い言葉ですが、
  • 蓄電池が寿命を迎えていない
  • 災害で蓄電池システムが被害を受けていない(浸水等)
  • 電力さえ動いていれば生活できる程度に他のインフラは生きている
条件を満たせば、発災時に電気が復旧するまでの間、自分の家は電気が使える ということであれば、投資としては割に合わないと思います。
道路や上下水道など他のインフラが破損していれば電力によらず避難になりますし、そもそも蓄電池がなかったとしても、発電中であれば1.5kwまでの太陽光発電の直接利用は可能です。
 
検討するタイミングは、卒FIT後、出力抑制対策で国が補助金を出し始めたとき、お金が余って余って仕方がないとき、パワコンの更新時だと思います。