第一子が生まれる前に家が建って良かった

ようやく自宅を建てました。

立地は事務所の横なのでいざという時手放すことも難しく、資産価値を落とすなあと思いつつ、職住近接を重視して6.37m角の総二階、77.42m2の小さな家です。お客さんにもこのぐらいのサイズで住めるぞ、というのを示したかったというのもあります。

フラット35で借り入れたのは、2002万。自己資金250万と補助金250万で総予算が2500万でした。(※なお土地代は75万円)月の支払いはおおよそ6.1万円。これぐらいだと気が楽ですね。
なお、屋根の板金工事、宅内配線の電気工事、太陽光パネル設置工事と大工仕事の一部はDIYでやりました。なので、ちょっとコスト的には抑えられていますが、仕様の調整等で同じものであれば、冷暖房需要をさほど落とさず、2500万程度で提供できます。

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温熱環境の安定はストレスがない

弊社の新築なので当たり前なのですが、やはり温熱環境の安定は超絶に楽でした。これが以前住んでいた無断熱の家だと暑いし寒いし、油断するとモノはカビるし、なんか埃っぽいしで大変だったと思います。お風呂に入れたりするときも、夜寝るときも服や冷暖房器具で細かい調整が不要なのはストレスがありません。音も気にならないです。
特に、我が家は里帰り出産を選択しなかったため、退院後すぐ自宅で子育てをしているのですが、初産の妻は身体が弱っているので、余計なことに気を使わずに済む、というのはとても良かったなと感じます。これから冬に向かうので、更に真価を発揮してくれることでしょう。

時短家電と導線が作りやすい

これは新築じゃなくても可能なのですが、竣工と同時に同時にビルトイン食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯機をつけたため、家事の負担が激減しました。設備は借家でも据えられますが、導線も含めて諸々家事を軽減するよう作り込めるのはメリットが大きいと思います。あと、換気が割と良くて、一種換気で外気清浄機を使えるので、室内の埃っぽい感じがありません。

子供がいたらじっくり検討できない

お客さんでも、だいたい上の子が小学校に、、、というタイミングが多いと感じます。もちろんその方が学校を選べたりとか、メリットもありますが、なかなか注文住宅の打ち合わせも大変そうです。我が家は第一子が遅かったこともあるのですが、娘がいる今から、さあ家を建てるとなっても、育児に時間と意識が取られて検討するのも大変だったろうな、という感じがします。(この点、お施主さんの気持ちがわかるようになりました)

というわけで、だいぶポジショントークなのですが、家の検討は、ご夫婦だけのときに手を付けておいてもいいのかなあと感じます。妻は「実際子供が生まれてみて、この人とやっていけないと思ったら建てた家が足かせになりそうだ」という怖い発言もしていますが、子育て序盤は家に助けられているなあと感じる日々です。旦那は家が足かせになっていないことを祈っています。


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